コミュニケーション

店長さん自ら語る、高級スーパーのワケ

「スーパーの店長さんと消費者の交流。」
なかなか出会わない場面に遭遇しました。

地元の人気スイーツ店経営者のお料理セミナーでの出来事です。
知る人ぞ知る人気スイーツ店なので、先生のファンも商品のファンも
それなりに集っているセミナーではありますが
この店の商品が、すぐ近くにある高級スーパーで販売されているということで
店長さん自ら商品を抱えてPRに来られました。

「えー、こんにちは。スーパー○○の店長の○○です。
 今日持ってきました各スイーツは、当店で扱わせていただいています。
 スーパー○○といえば、高級品を多く扱っているということで
 毎日の食卓をすべて賄うというのは難しいとおっしゃる方も多いようです。
 実際、我が家も当店ですべての食事を賄おうと思うと大変です(笑)

 でも、週に1回はここで買おうと思う理由があります。
 品質表示に記されていない(表示義務のない)部分でも当店では妥協
 せずに安全性を追求しているからです。
 たとえば・・・・ ・・・ ・・
 家族の健康のために・・・と思う気持ちで私は買っています。」

東京からの転勤者の転居先として選ばれるこのエリアは、高級スーパーが
よく似合います。
一般客の私は、確かに時々しか買い物ができないくらいお高いのですが
一種の「あこがれ」的存在。

さぞかし偉そうな店長さんだろうと思いきや
その庶民的な話題で、一気に身近に感じました。
ちなみに50代はじめくらいの男性です。

更には、高い理由をちゃんと説明してくださったことで
「主婦が知りたい情報」として納得。
信頼という糸がつながりはじめました。

なぜかセミナーの一番の盛り上がりは、その商品の購入シーン(汗;)
たった30分ほどの間に一人1000円前後のスイーツを約30人が買いました。

店長さん、成功だね。

セミナー講師の先生はこの店長さんに、ショップ立ち上げ当時からの恩義があるらしく
「私は他のスーパーには卸さない」と言いきっていらっしゃいましたよ。

お料理を習いに行ったのか・・・
スイーツを買いに行ったのか・・・
スーパーのPRを聞きに行ったのか・・・

訳がわからなくなりましたけど
こんな交流の仕方もあるんだなあーと勉強になった一日でした。

もちろん、セミナー後は高級スーパーでお買い物♪

たまにはセレブもよろしくってよ。

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80円の価値

スーパーで起きる印象的な出来事は、いいか良くないかの
どちらか極端なんですよね。

モノ言わず“いつでもどうぞ!”と門を開いてくれているスーパー。
何も語らないから、普段は特別なことしか印象に残らない。

1袋298円で3個入りのジャガイモが全部腐っていたから
お店に伝えたら、あれこれ質問されてがっかりした  とか

お魚の選び方を聞いたら汗をかきながら必死に教えてくれた とか。

コミュニケーションとまでいかないので
一時的な印象でくくってしまうのかもしれませんけどね。

私の友人は、先日うれしい経験をしたことを
こんな風に語っていました。

「数ヶ月前にブロッコリースプラウトを買ったら、根っこに近い部分が
 黒くなっていて、食べれなかったの。
 だけど、わざわざ時間作って苦情に行くほどでもないから
 仕方ないとあきらめてたんよ。
 で、昨日買ったら、また同じように腐ってたんよ。
 だけど、まあ80円のことだし、いつもじゃないからとあきらめてたんだけど

 今日スプラウトを買おうとしたら、陳列を直していた男性スタッフさんが
 いたので、ふと思い出して伝えてみたんよ。

 そしたら、“すぐに2つ分返金いたします。”
 って、お金を返してくれたんよ。
 レシートもないのにね。」

彼女、お金を返してもらえたことが嬉しいんじゃなく、
その疑いのないまっすぐな謝罪に痛く感動したらしい。

その上、「この次何かありましたら、すぐにお電話ください
新しい商品を持ってお宅に伺います」

とまで言ってくれた男前なその方の胸には「店長」と書いてあったそうです。

えーー?80円のために家まで来る?そこまでする?

おそらく電話まではしないでしょうが、その気持ちが嬉しかったようです。
それを聞いていた私とママ友たち。

そのスーパーで経験した過去の「いい事」自慢が
一気に噴き出してきました。

こんなときに思いだします。
そしてみんなに伝わるんですよね。
2人が4人、8人に。

いいことも悪いことも。

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情報を共有する

つい笑ってしまうPOPがあります。
私はそれを“いい訳パネル”と呼んでいますが

『野菜の価格 高騰しています』というでっかい文字が
これまたでっかい右上がりの矢印とともに
書かれています。

野菜の市場価格がどう変動しているかなんて
主婦にはわからないことが多いのですが
このスーパーでは、きちんと現状を伝えた上で
価格を表示しています。

そっか、だから通常価格なんだね・・・ふむふむ。

と、ちょっとわかったような得した気分になります。
節約大好き主婦でも、なんでもかんでも安けりゃいいなんて
思っていないので、その価格の理由がわかると、
逆に安心して買うことができます。

でもこのいい訳パネル。
野菜コーナーからちょっとずれた場所に申し訳なさそうに
貼ってあります。

何か他に意図があるのかもしれませんが
これを見つけるたびに、くすっと笑ってしまいます。

いい訳しなくていいですよ。
でもうれしいですよ。ってね。

値下げの理由も値上げの理由もさりげなく
伝えてくれるこのスーパーの主婦目線に立った対応に
心地よさを感じます。

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雑貨屋風の陳列にときめく

スーパーの真ん中にパン屋さんがあります。
美味しくてかわいいパンが揃っているので時々買っていましたが
それ以上でもそれ以下でもない、普通のパン屋さんという印象でした。

そのパン屋さんが、ある日突然
ガラスの仕切りをすべて取り外し
それまで内側を向いていた陳列棚を
全てとっぱらって、腰の高さの雑貨屋風陳列に変身しました。

パンを入れるのはトレーではなく、趣のある
編みこんだかごに、おいしそうなパンを積み上げて
店の外に向かってディスプレイしてあります。

腰の高さだから自然と視線が届きますし
歩きながらPOPを読んだり、知らなかった商品に
興味が湧きます。

今流行っているおしゃれ雑貨店のパン屋バージョンと
いったところです。

この高さにすると、小さい子の手が届いてしまうし
くしゃみがかかったり、コロンところがってしまったりと
マイナスもあると思いますが
「みんな見てみて!美味しそうでしょ!」と迎えてくれているみたいで
入りやすいです。

以前と同じパンだと思いますが、何倍もおいしそうに見えるし
楽しそうに買っていく人が後を絶ちません。
パンという商品が客と会話してコミュニケーションを生み出して
いるのかもしれませんね。

確かに陳列の高さと、客が受けるストレスの関係って
結構あると思います。

全体的に陳列棚が高いお店は入ったとたんに
圧力を感じ、居心地が悪くて早く買い物を済ませようと
思います。

ほら、リビングのインテリアを低くすると落ち着くっていう
あれと同じなのではないかしら。

そういえば、私がよく行くお店は棚が私の身長よりも
少し高い程度で、通路が広いお店ばかりです。

長く居させてくれる居心地のいいお店では
予定外のものを結構買ってしまいますからね。

客として、雑貨屋風陳列に心ときめきました。

※マイリンクに新着です!
mimasuyaさんというスーパーの社長さんのブログです。

工夫がいっぱいで楽しそうなスーパーですよ。
→ http://mim3.blog133.fc2.com/ 

日本にはいろんなスーパーがあるんですね。
いつか日本全国スーパーめぐりしたいなー♪

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伝える手段があればこそ

雨降りです。
中国地方は今日入梅したようです。

雨の休日が増えると、自宅とスーパーで過ごす時間が
増えます。

何かいいものないかなー??

と、時間に任せて『いいもの探し』をするのもこの季節です。

口コミで知った「いいもの」を買って美味しかったと思うより
自分で探した「いいもの」の方が何倍も満足度が高いので
リピートもしますし、友人にも語ります。

そんな『いいもの探し』で出会った商品の中に
FAUCHONのブルスケッタ シーズニングミックスがあります。

これに出逢ってからというもの、トマト嫌いの長男が
積極的に食べるようになったので、夏場のトマトの季節に
よく買っていました。

が・・・
今日ふらふらと『いいもの探し』をしていたら
それが棚から降ろされ、見切り品のワゴンの中に
寂しそうにしているのを発見。

そうよね。
どんなに美味しくても、それを伝える手段がなければ
誰も知ることはできませんよね。

私のように偶然の出逢いを待つとか
自然の口コミを待つとか

一昔前ならば、商品力がある イコール ヒットする
だったのでしょうが、何かとせっかちになっている
今の時代では、いいものも知られる前に消えてしまうんでしょう。

伝えてくれる人って、いったい誰なんでしょうね。
メーカー?お店?主婦?マスコミ?

伝えてほしいな、もっと。

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たしかな目

本当に良いものを見る目を持っている消費者って、どれくらいいるのでしょうね。

自分が試してみて“良い”と感じ広まる『口コミ』は別として
電波や雑誌を通して起きるブームやヒット商品は、単なる流行であって
本当に美味しいとか体に良いものかどうかは疑問ですよね。

ふるたさんからのコメントにもありましたが、謳い文句にだまされないよう
私達家庭をあずかる主婦はもっと確かな目を持って
自分の目で食材を選ばないといけないとつくづく感じます。

政府の刊行物に「たしかな目」という月刊誌がありますが
(現在も続いているかどうかは確認していません)
これは消費者の立場に立ち、スポンサーの無い公平な立場で
試験をして商品をジャッジしています。

ありがたいですね。
もっと広まればいいのに宣伝をしていないうえに
政府刊行物コーナーは遠いのでなかなか行けません。
時々生協には置いてありますけどね。

そんな、ブームに流されやすい今の時代に対抗するように
主婦たちに自分で考え、自分で企画するよう応援しているスーパーがあります。

売り場の中二階にガラス張りのクッキングスタジオが
併設されていて、そこであらゆる商品のお料理会を開いたり
地元の料理研究家を招いてお料理ショーを開いたり

そしてそこで生まれた主婦の料理グループが開発した
商品が発売されたり、レシピを広告に活用したり

今では主婦グループに馴染みやすいチーム名と
ロゴも認知されるようになりました。

主婦目線のスーパーだなあと関心します。

確かな目
昔は誰でも持っていた確かな自分の目

もう一度取り戻したいものです。

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おうちカフェがブームです!

エコや手作り作家、ロハスの流れで、
今おうちカフェがブームです。

こつこつ集めた雑貨たちをお披露目しつつ
手作りのカフェ風ランチでおもてなし

スコーンとキッシュとサラダをワンプレートにして
お茶はそれぞれ選んでもらうのが私流

簡単にできて見た目かわいいお料理をちょこんと
のせて、お料理のレシピや雑貨の話に花を咲かせたら

子育ての話、塾の話、勉強の悩み、先生の話、夫のこと
ひとしきり話したら、最後にお買い物の話題へと続きます。

「ところで、このキャラメルバナナティーってどこに置いてあるの?」
「あー、私もしりたかったー」
「それは、Aスーパーの入って右斜め奥の・・・」
「へー、じゃあこのチャイは?」
「それはB店で見つけたの」

ワクワクするものが大好きな彼女達と飽きることなく
時間も気にせずわいわいおしゃべりできるのが
おうちカフェのいいところです。

雑貨のブームが到来して安定しているので
昨日ふるたさんのブログにもあったように
「スーパーで雑貨」をうまく日常の生活と
つなぎ合わせると注目度アップにつながるかもしれませんね。

ただ、女の子(一応私も)たちは『わざわざ』の幸せや『特別感』、『私だけの』
が大好きなので、工夫は必要かもしれません。

おうちカフェといえば、
今日からリンクを入れさせていただいている
yukkoさんが、素敵な生活提案をしていらっしゃいます。

おうちカフェをはじめ、ローフード、収納などハイセンスな提案を
ブログに綴るyukkoさんに、庶民の私はとてもあこがれます。
きっとトレンドリーダーさんなんだと思いますよ。

さて今日は、このあたりでは公立高校の卒業式です。
友人も、今息子さんの卒業式真っ只中。

今夜はお赤飯と息子さんの大好きな抹茶ケーキを
手作りするそうです。

私は、後日彼女をおうちカフェに誘って
“子育て卒業おめでとう”会を開きます。
(本当の卒業はまだ先だけど、とりあえず送迎からは開放されるし・・・)

他の学年が春休みに入る25日あたりまでに
ママ友らんちカフェしとかなきゃ

だって、春休みはお昼ごはん作りや
子どものイベントで大変なんですもん

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復活!コミュニケーションボード

地域に密着したサービスを展開するスーパーが、
今度はコミュニケーションボードを
復活させてくれました。

『ご意見箱』が常設されて随分経つけど、
どんどん隅に追いやられ
その存在さえも忘れてしまい
いまや、きちんと取り組んでいるのは生協さんくらいかなあ
と思っていたら、一番目立つ場所に、
しかもしばらく立ち止まる場所である
袋詰めの場所にデーん!とコミュニケーションボードが復活しました。

これがおもしろい!

 『メルティーキッスがBスーパーより高い!ヤダ!』
 女子中高生が書いたいたずらのようなご意見に
 店長が真剣に答えること十数行。
 おもわず微笑む。

 『なんでレジ袋に5円も取るんだ!S店はタダだぞ!』
 今や当たり前になっているレジ袋有料化に
 時代遅れともとれるこのご意見に対し、
 自店の環境への取り組みを丁寧に説明する店長。

 『併設のリカーズショップの開店時間がずれているから
  利用し辛くて仕方ない』
 というご意見には
 回答までにしばらくお時間をいただきました。
 それというのも、併設のリカーズショップの経営者と
 相談してみましたところ、各本部の方針と・・・
 時間をかけて改善したいと思っています。

など、袋詰めをしながら一気に全部読んでしまいました。
やるからには、ほぼ全件公開回答しなければならないんだろうし
勇気がいるでしょうね。

だけど、スーパーを組織や企業としてではなく
ヒトとして感じられる貴重な瞬間。

せっかくなら、コミュニケーションボードとして
客からのみでなく、お店からの質問もあっていいのでは。

『この中で、一番味わってみたいの商品はなんですか?』
と、正の字を入れてもらったり

『このコーナーは、みなさんのご意見を元に改善しました!
 工夫した点は・・・いかがでしたか?』

など、消費者をもっともっと巻き込んでもらいたいと
思っています。

聞いてもらえると、文句をいいつつも応援したくなると思います。
関心あるからご意見するんですものね。

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